インターネットの時代でテレビが衰退していると言われて久しいですが、皆さんはテレビを見ていますでしょうか?個人的には、10年20年前と比べれば(歳がバレますが…)圧倒的にテレビを見る時間は減っています。

それでも、リモートワークをしたり、昔のように残業をしなくなって自宅で家族と過ごす時間が増えたこともあり、腰を落ち着けてみていなくてもテレビが流れている中で過ごす時間はそれなりにあります。そんな中、ふと気になったのがテレビCMのことです。

さて、電通さんのリリースによると、2021年に「インターネット広告費」が「マスコミ4媒体広告費」を上回ったそうですね。

2021年 日本の広告費 – News(ニュース) – 電通ウェブサイト

仕事柄、ネット広告の勢いも効果も実感しているので広告費の逆転に関しては驚きはないのですが、今回気になったのは広告主です。

CMで時代の流れを感じることができますが、この頃、WebサービスのCMが増えているように感じませんか?それも、以前のような個人向けのWebサービスではなく、会社が契約して業務で使うWebサービスです。2020年頃だったでしょうか、キントーンがテレビCMをはじめて「こういったツールもテレビCMを打つんだなー」と思いましたが、それがどんどん広がってきているんですね。

企業向けのWebサービスにとってもお茶の間の「知名度」は大事…。有名だから、聞いたことがあるから、みんなが使っているから…という、よく分からない安心感が企業の意志決定にも影響を与えているのかな、なんてことを感じました。