DX白書2023のPDF版が公開されました。

2023年2月9日にDX白書2023のPDF版が公開されました。

独立行政法人情報処理推進機構（IPA）から「DX白書2023」のPDF版が公開されました。国内DX事例の分析、日米企業アンケート調査結果などから、DX推進への課題や取り組みの方向性などについて解説している資料になります。

詳細は資料を見ていただくとして、企業規模別のDXの現状を見ると、

DX白書2023より

やはり規模の大きい企業ほどDXに取り組んでいる割合が高くなる傾向にあります。売上50億円未満では6割近くが取り組んでいないとなっていますが、これを10億円未満、5億円未満、1億円未満…と細かく見てみたとしたら、さらに取り組めていない割合が増えるのではないでしょうか。

DX白書2023より

また、従業員20人以下の企業におけるDXに取り組むに当たっての課題を見ると、取り組む以前にDXに取りかかることが難しい状況がわかります。「よく分からないものにリソースを割けない」という経営者の思いが現れているなぁと感じます。

こうした現状を踏まえ、自社の取り組みはどうか振り返ってみたり、今後の取り組みをどのように進めていくか考えてみてはいかがでしょうか。