サイボウズ式』。2012年5月にスタートしたサイボウズさんのメディアです。

知っている人にとってはいまさら。ですが、kintoneユーザーでも知らない人が多数なのでは…という気もするので、紹介してみようと思いました。

SNSが流行りはじめ、「オウンドメディア」なるワードが使われだした頃、『サイボウズ式』と同じように多くの企業が情報発信をはじめましたが、今も続いているケースがどれくらいあるでしょうか。なにごとも継続すること自体、難しいことですが、これだけしっかりと続いているのは、継続できるだけの芯がしっかりしているから。会社として伝えたいことが明確にあり、その思いが本気だからでしょう。

サイボウズさんらしく、会社や組織のあり方や多様な働き方や生き方について発信されています。グループウェアやkintoneといった自社のサービスや商品をアピールするわけでなく、その根底にある思いや実現したい願いを愚直に伝え続けることの大切さは、kintoneが普及していく過程を見続けてきて実感していることでもあります。

コロナ禍でこれまでの価値観、既成概念に疑問を持ちはじめた人も多いのではないでしょうか。kintone担当者の皆さんは、少なからずチームワークの大切さを理解していることと思いますが、それを組織に浸透させていく苦労を身をもって感じているでしょう。そうした日々のジレンマを感じる中で、自分とは違う多様な価値観にふれることは力になると思います。

まだ見たことがないという方は、ぜひ一度、『サイボウズ式』をのぞいてみてはいかがでしょうか。単純に、読み物としても面白いと思いますので、ぜひ。