いつもお世話になっております。
広報のナベです。

先日、kintoneで日報を運用している岐阜県の人材管理会社様より「だれが日報を見たか分かるようにしたい」というご要望を頂きました。

「レコードを閲覧した人を分かるようにする」と言うと一般的には既読機能の事を指しますが、kintoneの標準機能では既読機能は設定できません。

そこでkintoneをカスタマイズし、既読機能を搭載。誰が見たのか・何人見たのか一目で判断できるようにカスタマイズさせて頂きました。

ご要望の背景

お客様の会社では毎日、それぞれの担当者が日報を登録しています。

日報を元に業務の進捗や社員さんの状況などを把握していますが、誰が日報を確認したのか分からないことが以前の課題でした。

カスタマイズの内容

レコード詳細画面に確認ボタン・確認済みユーザー・確認した人数のフィールドを配置させて頂きました。確認ボタンをクリックすると確認済みユーザーと確認した人数が自動で更新されるようになります。

日報の投稿者が自分の場合や既に確認ボタンを押した場合は、ボタンを非表示にして確認の重複を防いでいます。

また、日報が投稿済みの場合のみにボタンを表示(入力途中の場合はボタンを非表示)することで、日報を書いている途中で確認ボタンを押さない設定もさせて頂きました。

▲ラジオボタンが入力中の場合
▲入力の途中なので確認ボタンが表示されません。
▼ラジオボタンが投稿済みの場合
▲投稿が完了したので確認ボタンが表示されています。

日報は「誰が・いつ・何をしたか」などの情報が書いてある報告書ですが、ただkintoneへ登録するだけでなく、日報を共有して読むべき人が内容を把握することが大切です。

引き続き、業務の一環として既読機能を活用いただけると嬉しいです。

kintoneの構築でお悩みの方や、既読機能のようなカスタマイズを自社にも取り入れたい方は、ぜひお問い合わせください。