kintoneを導入したての頃の悩みとしてよくあるのが「入力」の問題です。がんばってアプリを作ったものの、なかなか入力をしてもらえず十分な活用に至らない…というアレです。

皆が主体的に情報を入力してくれるようになれば、業務改善に繋がったり、みんなが便利に情報を活用できるようになって働きやすくなると確信しているのに…もどかしいですよね。

一方で、入力する側としては、「新しい作業が増えて煩わしい」とか「何のためにやらされているのか分からないから不満」という声も聞こえてきます。

kintoneを導入する際、最も意識するポイントとなるのは「情報共有」です。応用はいくらでもできますが、まずは情報を共有する場と手段を確立することが重要になります。その点で、アプリの開発も入力も簡単なkintoneはプラットフォームとして優れていると思います。

すると今度は「情報共有なんかしても意味がない」という声が聞こえてきます。

もちろん、kintoneに情報をストックしていき、「誰でも見ることができますよ」と言うだけでは意味がありません。誰でも見られるようになった情報を、“自分に役立つ形”で見られるようになってはじめて、kintoneの便利さや入力することの意義が理解できるのだと思います。そして、“自分に役立つ形”をアプリとして簡単につくれるのがkintoneのいいところです。

kintoneでアプリをつくるとき、ともすると情報を集めること(入力してもらうこと)の方に意識が向かいがちですが、誰がどのように活用するかという観点から入って、その狙いを周知していくと入力へのモチベーションが上がるかも知れませんね。

毎日PCのモニターに向かっていると、つい“ヒト”のことを忘れてしまいがちですが、時には原点に立ち返ることも大事ですね。