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Googleビジネスプロフィール API申請の要件とは?2回却下された実体験から分かった注意点

Googleビジネスプロフィール APIの申請が2回却下されたことと原因の60日ルールを示すアイキャッチ画像

Googleビジネスプロフィールへの投稿を、毎回手作業でひとつずつ行うのは正直手間がかかります。ブログを更新するたびに同じ内容をコピーして貼り直す作業を、自動化できないかと考えたのがきっかけでした。

調べてみると、Google Business Profile APIというものがあり、無料で使えると分かりました。ただし実際に申請してみると、2回続けて即日却下されました。この記事では、私たちが実際に経験した申請の流れと、却下の原因を調べて分かったことをそのまま共有します。

目次

Googleビジネスプロフィール APIとは

Google公式ヘルプによると、Business Profile APIは投稿の作成・更新、口コミへの返信、営業時間の変更などをプログラムから操作できる仕組みです。利用料金はかかりませんが、

誰でもすぐ使えるわけではなく、Googleの審査を通過して初めて利用できます

公式ヘルプには「大規模で技術に精通した企業やサードパーティ向けに設計されています」との記載があり、チェーン店や代理店の利用を主に想定していることがうかがえます。

申請の流れ

申請自体は、Googleビジネスプロフィールのヘルプページにある専用フォームから行います。

Google Business Profile APIへのアクセスを申請するフォームのトップ画面

まず対象のビジネスプロフィールを選択します。ここで一点気づいたのが、

ビジネスを選択する画面。プロフィールが確認済みで60日以上アクティブである必要があるという注記が表示されている

選択画面にプロフィールが確認済みで60日以上アクティブである必要があるという注記があったことです。この時点では「すでに何年も運用しているプロフィールだから問題ないだろう」と考え、深く気にしていませんでした。

続いて、Google Cloudのプロジェクト番号、会社のウェブサイト、このフォームを知ったきっかけ、アクセスを希望する理由を入力します。

プロジェクトおよび会社情報を入力する画面。プロジェクト番号・会社のウェブサイト・利用理由を記入

1回目の申請「応答なし」、そして再申請でまさかの即日却下

2026年8月23日、既存のGoogle Cloudプロジェクトを使って初回の申請を提出しました。画面には審査目安として7〜10営業日と表示されていましたが、その後1ヶ月近く経っても連絡はありませんでした。

そこで2026年9月18日、同じ内容で再申請してみたところ、翌日を待たず即日で却下の返答が届きました。

「ご提出いただいたGBP APIの利用申請は、必要な条件を満たしていないため、現時点では手続きを進めることができません」

理由の詳細は書かれていません。何が「条件を満たしていない」のか、自分たちで調べる必要がありました。

原因調査で見えた「ドメイン一致」の重要性

Business Profile APIの公式FAQを読み直すと、次のような記載がありました。

ビジネスとしての合法性を明示するために、ビジネスドメインに関連付けられているビジネス用のメールアドレスを使用し、ビジネスのウェブサイトが更新および公開されていることを確認することをおすすめします

ここで思い当たったのが、申請時に使っていた連絡先メールアドレス(chirashiya.co.jpドメイン)と、申請サイトとして記入したウェブサイト(chirashiya.comドメイン)が一致していなかったことです。弊社は法人ドメインとメディアサイトのドメインが異なるため、この不一致が却下の一因になった可能性があると考えました。

そこで、chirashiya.comドメインのアカウントを新たにGoogleビジネスプロフィールのオーナーに追加したうえで、再度申請することにしました。

オーナーを付け替えて再申請するも、また即日却下

ドメインを揃えて申請を進めると、今度は見慣れない設問が表示されました。

現在、組織で有効な、許可リストに登録済みのGoogle CloudプロジェクトIDをお持ちですかと確認する画面
このリクエストに関連付けられているGoogleビジネスプロフィールは、オーナー確認が60日以上前に完了していますかと確認する画面

このリクエストに関連付けられているGoogleビジネスプロフィールは、オーナー確認が60日以上前に完了していますかという設問です。今回新たに追加したオーナーのオーナー確認は、その日に済ませたばかりでした。正直に「いいえ」を選んで送信したところ、

GBP APIへのアクセスのリクエストが却下された画面

またしても即日で却下されました。表示された文言は1回目とまったく同じ「必要な条件を満たしていない」というものでした。

却下の本当の原因は「60日ルール」だった可能性が高い

ここで断っておきたいのですが、Googleは却下の具体的な理由を公表していません。そのため以下は、私たちが確認できた事実からの推測であることを前提に読んでください。

2回目の申請直前に表示された「オーナー確認が60日以上前に完了しているか」という設問は、少なくともGoogle自身がこの条件を審査に使っていることを示す一次情報だといえます。そして私たちは、この設問に「いいえ」と正直に答えた直後に却下されました。

同じ状況を報告している開発者の記事も見つかりました。オーナー確認が完了したその日のうちに申請したところ、翌日に却下の連絡が届いたという内容です。

参考: Zenn「Googleビジネスプロフィール APIに申請したら翌日却下された話」

また、Google Business Profile APIの申請支援を行っている企業のブログでも、オーナー確認から60日以上アクティブな状態が前提条件として紹介されていました。

参考: note「Google Business Profile API申請承認:実運用までの準備」

いずれも公式ドキュメントには明記されていない情報ですが、実際に申請したからこそ見えてきた条件だと考えています。

申請前に確認しておきたい5つのポイント

私たちの実体験と、公式ドキュメント・第三者の報告を踏まえると、事前に確認しておきたいポイントは次の5つです。

スクロールできます
確認ポイント内容
オーナー確認から60日以上経過しているか申請に使うアカウントがオーナーとして確認されてから60日以上経っているか(推定条件)
メールドメインとサイトのドメインが一致しているか申請の連絡先メールと、申請サイトとして記入する会社ウェブサイトが同じドメインか
プライバシーポリシー・利用規約が公開されているか会社ウェブサイトにこの2つのページが用意されているか
Google Cloudプロジェクトが用意できているかプロジェクト番号を控え、許可リストに登録できる状態にしておく
用途を自社のみに絞って説明できているか最初の申請では、複数拠点や他社向けではなく自社のみの利用に絞ると通りやすいとされている

まとめ:60日後に再挑戦します

今回オーナー確認をやり直したのが2026年9月19日のため、60日後の2026年11月18日以降に同じ内容で申請してみる予定です。あわせて、現在chirashiya.comに未整備だった利用規約ページも用意を進めています。

私たちちらし屋ドットコムでは、Google Workspaceの導入・運用支援だけでなく、こうしたGoogle関連サービスの実務的な検証も自ら行っています。結果が出次第、この記事に続報として追記する予定です。

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よくある質問

Googleビジネスプロフィール APIは無料ですか?

はい、利用料金はかかりません。ただし利用にはGoogleの審査を通過する必要があります。

個人事業主や小規模企業でも申請できますか?

申請自体は可能です。ただし公式ヘルプには「大規模で技術に精通した企業やサードパーティ向け」という記載があり、審査の重点は複数拠点の管理や代理店利用に置かれているようです。

却下されたら、すぐに再申請できますか?

フォーム上は再申請の回数制限は明示されていません。私たちも即日で再申請できましたが、原因を解消しないまま申請しても同じ結果になる可能性が高いです。

オーナー確認の60日ルールはどこに書かれていますか?

公式ドキュメントには明記がありません。申請フォーム内の設問と、複数の第三者の実体験報告から推測される条件です。

APIが承認されなくても、投稿の手間を減らす方法はありますか?

API利用が前提にはなりますが、承認前でも社内向けの投稿文テンプレートを整えておく、更新頻度のルールを決めておくといった運用面の準備は進められます。

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