画像加工は誰でもできる時代になりました。

アイキャッチ

ちらし屋ドットコムにはEC事業部という物販の部署があります。
この部署は岐阜県産品を海外向けに販売している部署でamazonやebayなど様々なプラットフォームを利用して、アメリカからヨーロッパ、東南アジアまで全世界に商品を発送しています。

商品を登録する際、どのプラットフォームにも「画像サイズは〇px以上」「ロゴや文字を入れない」など様々な規約があります。その中でamazonには「メイン画像の背景には純粋な白を使用する」という規約があります。
これは”商品画像の背景は商品以外何も映っていない真っ白な背景である”ことを意味しています。
画像から商品を切り抜いて、商品以外を白くする作業が必要という事ですね。一般的にこの作業を「白抜き」と呼びます。
詳細はこちら:アマゾン商品画像の要件

画像の編集ソフトに触り慣れていない人は、どのようにして切り抜きすればいいのか、そもそも何のソフトを利用すればいいのか、分からない方も多くいらっしゃるかと思います。
画像編集ソフトにはPhotoshopが多くの方に利用されています。
しかしPhotoshopは結構価格が高く、本格的に利用しないからお金も時間も掛けれない。という方も中にはいらっしゃいます。
実際、私も高校時代から画像加工を行ってきましたが、Photoshopは高校生に到底買える金額では無い為、今でも無料のGIMPというツールを利用しています。

本格的な編集ソフトは使えない、けど簡単に・綺麗に白抜きしたい。
そんな時に使える、無料の切り抜きツールを紹介します。

remove.bg

https://www.remove.bg/ja
これは、AIが自動で切り抜く対象を判断し、数秒で背景を透過してくれるツールです。
無料で利用できますが、頻繁に利用したい方は購入すれば有料で利用できます。

使い方

  1. 商品を撮影します。(この時、なるべく背景に物が入らないように撮影した方が良いです。)
    加湿器撮影元
  2. 撮影した画像をページ内にドラッグ&ドロップします。
    透過前のサイトページ
  3. ダウンロードして完了。
    透過後のサイトページ

これだけで完了です。めちゃくちゃ簡単ですし、綺麗に切り抜きできています。
加湿器加工済み

価格について

料金形態

無料版

このツールは無料でも利用できますが

  • ひと月50枚までしか利用できない。
  • 高解像度の画像のダウンロードが1度しかできない

といった制限が発生します。
数回画像加工をするだけでよい、大幅な切り抜きが必要でないといった場合は無料版で十分かと思います。

有料プランでは「サブスクリプション制」「従量制」の2種類の支払い方法があります。

サブスクリプション制

ひと月〇円支払う事で、継続的に利用ができる。という仕組みをサブスクリプションと言います。
支払う金額によって、切り抜きできる画像の枚数が変わります。

  • 990円/月 → 40枚
  • 3,990円/月 → 200枚
  • 9,490円/月 → 500枚
  • 19,900円/月 → 1,200枚
  • 41,900円/月 → 2,800枚
    ※これ以上の枚数も選択可能です。

サブスクリプション制では月払いと年払いを選択することができます。
年払いを選択すると10%の割引が受けられますし、支払いから14日以内であれば全額返金も保証してくれるようで良心的です。

従量制

こちらはデスクトップアプリとして購入する人のためのプランになります。
アプリの有効期限は購入から2年間有効で、こちらも支払う金額によって切り抜きできる画像の枚数が変わります。

  • 209/2年 → 1枚
  • 990/2年 → 10枚
  • 5,290/2年 → 75枚
  • 10,900/2年 → 200枚
  • 21,900/2年 → 500枚
    ※これ以上の枚数も選択可能です。

無料版は趣味や個人的に利用されている方がオススメです。
サブスクリプション制は継続的に画像の切り抜きをされる方にオススメです。
従量制は少数の画像を仕事として切り抜きたい方にオススメです。

まとめ

小さいバナーを作成したり、どんな機能か・どれほど綺麗に切り抜けるか試してみたい。という方は無料版で十分かと思います。
有料版を選ぶ方も、様々な料金形態から選択することが可能です。
また、サブスクリプション制では返金保証・年間プランで10%割引など、かなりユーザーに良心的なプランも揃っています。
お金や時間を掛けずに画像を加工したいという方は、ぜひ試してみてはいかがでしょう。



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