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取引先ごとに支払い方法を変えることはできる?

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前回の動画から『BtoB EC』の裏側を暴露していただいてますが、取引先ごとに、価格を変える、商品を変えると続いたので、もしかしてなんですけど支払い方法も変えることってできちゃいますか?

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できちゃいます。

実はですね、『BtoB EC』では、顧客・取引先ごとに、使える支払い方法を変えたいというご相談も多いのです。

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やっぱりそうなんですね。

一般的にはネットで買い物をする時には、あまり馴染みがないと思うんですけど、買い物をする時に人によって、使える支払い方法が制限されるっていう、そんなイメージでよろしいでしょうか?

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そうですね。

BtoCの一般的な場合で言うと、クレジットカードを使うとか、コンビニ払いを選択するとか、基本的には、自分が使いたい支払い方法を選択して商品買うことが、ほとんどですよね。

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そうなんですよね。

もちろんお店によって「うちは現金だけです」みたいに使える支払い方法が限られている場合もあると思うんですが、基本的にはやっぱ自分の使いたい支払い方法で決済できますよね。

『BtoB』の場合は、顧客・取引先ごとに使用する支払い方法を変えることがあるという話だと思うんですけど、今回もその裏側の話聞かせてもらえますでしょうか?

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はい、分かりました。

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できれば、メリットとデメリットも一緒に話していただけるとありがたいなと思います。

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分かりました。

では今回は、『BtoB EC』において、顧客・取引先ごとに、使える支払い方法を変えるメリットとデメリットということで、お話をしていきます。

よろしくお願いします。

支払い方法を変更するメリット・デメリット

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いきなり結論なんですけども、『BtoB EC』で顧客・取引先の支払い方法を変えていくメリットは、取引先の信用力に応じて、柔軟なカスタマイズができるという点と、業務のルールに合わせて柔軟な対応ができるという点です。

一方、デメリットは、柔軟に対応していこうと思う分、「複雑なシステム」になっていくことが挙げられます。

それではまずメリットの方から深掘りしていきたいなと思います。

BtoBの基本は「請求書払い」

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まず、基本的にBtoBの受発注においては、取引先に対して、請求書を送るという、請求書払いというのが基本スタイルになります。

小松君も自分で事業をやっているので、当然だけど、月末にクライアントさんに対して請求をまとめて送ったりしますよね。

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そうですね。月末にまとめて一括で請求書を送って、銀行に振り込んでもらうというパターンですよね。

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そうですね。その通りです。

よくある月末締めとか、20日締めとかっていう形で、月に1度取引を締めて、請求書にまとめて振り込んでもらうといういわゆる「掛売り」っていうスタイルになります。

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僕たちが、コンビニでものを買ってその都度支払いするっていうのとはちょっと違いますよね。

BtoB ECでも多様な支払い方法を選択可能

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『BtoB EC』での受発注になると、この「掛売り」がメインになってきますよね。

コンビニやお店みたいに、クレジット決済は使わないっていうことですかね?

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いや、それはメーカーさんが、どういった取引、支払いで商売をしたいかということになってくるかと思います。

例えば、僕のお客さんの場合だと『BtoB EC』で「掛売り」で取引するケースとクレジットカード決済も利用できるというスタイルで運営している会社もあります。

あとは、銀行振込ですね、いわゆる「前入金」のパターン。入金を確認してから、商品を届けるというパターン。そのように何パターンかを選択できるようにしているところもあるんですよ。

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なるほど。

『BtoB EC』においても、電話やFAX注文のような、アナログな受発注の時と同じ銀行振込といった支払い方法決済が行われるっていうことですね。

加えてクレジット決済も提供するケースもある、そのような認識であってますか?

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はい。そういうことですね。

BtoBの掛払いについては、事前調査から請求書発行、代金の回収まで代行するサービス、しかもオンラインでやってもらえるサービスっていうのもとても普及しているので導入ハードルは下がってきてるかなと思います。

サブスク型でも可能だが、複雑なルールには対応困難

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そういった機能はもちろサブスク系の『BtoB EC』サービスにも備わってるという理解でよろしいでしょうか?

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はい。もちろんそうですね。

サブスク系のサービスでも、顧客と取引先に応じて、支払い方法を決められる、変更できるという機能はもちろんあると思います。

ただ、これは、当社によくあるご相談でもあるんですが、取引先とか代理店に応じて様々な、取引の条件をつけているメーカーさんもあるんですよね。

具体例:設置やサポートが必要な商品の場合

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その条件って例えばどんな条件なんでしょうか?

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例えばなんですが、

商品を販売するにあたり、設置サービスや保守サポートを一緒に提供する場合があるんですよね。

もう少し具体的に言いましょう。

いつも例に挙げる水道設備メーカーさんですが、商品を販売するだけではなく、合わせて住宅に設置・設定までするという場合があります。

当然ですけど、設置・設定においては、専門的な技術を持っていないと取り扱いをさせないとかですね。

取引先・代理店に一定の技術力を求めるなど、そういった条件がある場合もあるんです。

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なるほど。

商品をただ販売するだけではなくて、設置やその後のサポートまで担当するっていうイメージですよね。

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そうなんですよね。

設置・設定の技術を持っている代理店がいる中で、例えば販売だけをメインとする業者も代理店として活動しているなど、メーカーさんによっては、そのようなルールに沿った形で支払い方法を設定したい、などのご要望があります。

『Biz-CUBE(ビズキューブ)』で柔軟に対応

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なるほど。そういった複数種類の代理店が使用する『BtoB EC』だからこそ、本当に複雑になりそうですよね。

まさに冒頭で聞いたデメリットの「システム構築管理が複雑になる」と言いますか、そういったことですよね。

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そうですよね。

メーカーさんと取引先とのご商売がシンプルなルールの場合、『BtoB EC』のサブスク系サービスの仕様に合えば、それで全然問題ないと思うんです。

ただ、メーカーさんによっては、複雑な取引形態を持ってらっしゃる、取引先とルールがある時もありますので、そういった部分ではその業務に合わせて柔軟に対応できる『BtoB ECサイト(受発注システム)』を構築導入していく必要があると思います。

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なるほど。そういった場合は『Biz-CUBE(ビズキューブ)』のカスタマイズ性が高いという特徴が活きてくるということですね。

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はい。そうですね。いつもありがとうございます。

メーカーさんの事業の成長に合わせて、やっぱり必要な機能とかがどんどん変わったり増えたりするんですよね。

そういったところにも柔軟に対応していけるスタイルが必要になってくるかなと思います。

まとめ

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分かりました。『BtoB EC』で顧客・取引先ごとに支払い方法を変更する、メリットとデメリット、今日も学びになりました。

ありがとうございます。

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良かったです。

次回は、顧客の担当者が複数いる場合はどうするのというテーマで、お話できればなという風に思います。

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