専門チャンネル「BtoB ECの教科書」
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EC-CUBEとは何か?

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前回の記事でBtoB ECについて、僕自身もだいぶ理解が深まってきました。

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それは良かった!

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そこでなんですけど、今回はその前回の動画の中で、度々「EC-CUBE」っていうワードが出てきたと思うんですよ。

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あ~、そうですね。

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ですので、今回は、その『EC-CUBE』について、もう少し深掘りして解説していただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか?

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なるほど。わかりました。

では今回は、『EC-CUBE』について初めての方でも分かりやすいように説明をしていきたいと思います。

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よろしくお願いします。

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早速なんですが、『EC-CUBE』というものは、日本製のオープンソースという形態のECサイトが運営できるソフトウェアになりますね。

オープンソースなのでソフトの利用自体は無料で使うことができて、なおかつカスタマイズができるというのが特徴です。

オープンソースとは?

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ちょ、ちょっと待ってください。

そのオープンソースって何でしょう?

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そうだね。ごめん、ごめん。

オープンソースっていうのは、まぁソフトの中身、というと分かりやすいかな。ソフトを作っているソースコードというものがあるんですが、それがオープンになっているもの。

まぁ、そのままですね(笑。ソフトの中身がどんな風に作られているか確認ができて、自由に使えるというものをオープンソースと言います。

小松君、例えばさ、ゲームやるでしょ?

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あ、やりますね。

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やるよね。

例えばSwitchのゲームとか、スマホアプリでゲームするでしょ?

あれってさ、自分で改造してゲームの内容書き換えたりできますか?

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いやぁ、それチートってやつですよね。それはやらないです。

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できないですよね。

それが普通、一般的なんですけども、このオープンソースについては自由にどういう風に作っているかとか、その設計図が公開されているので

みんなで

内容を確認してより良く改善していこう!機能をもっと追加していこう!とか、悪いところがあれば直していこう!

そんな風に自由に取り扱うことができて、どんどんみんなで良くしていきましょうね、というものなんです。

そのより良くするためにソースをオープン・公開していく、という趣旨のものが、オープンソースと呼ばれるものになります。

オープンソースにはメリットもたくさんあるんですけど、逆に注意しなくちゃいけないデメリット・注意点もやっぱりあるんですよね。

その注意点については、別の動画でお話ししたいなと思っています。

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まとめると、ECサイトを運営する枠組み自体は存在していて、それに自社が必要な機能を加えていく、カスタマイズできる、そういったところがオープンソースである『EC-CUBE』の特徴になりますね。

WordPressとの比較

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なるほど。

ホームページとかでよく聞くWordPressみたいな、そんなイメージですかね。

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そうですね。

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ある程度デザインのテンプレートもたくさんあって、そこからカスタマイズができる、みたいなそんな感じですか?

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WordPressは、企業のホームページとかブログを作る時によく使われますし、『EC-CUBE』はそれのECサイトを構築するという立ち位置になります。

WordPressはデザインのテンプレートとかもとても充実していて、便利に使えるようになっているし、『EC-CUBE』についてもプラグインっていうものがあるんですけど、『EC-CUBE』をもっと便利に使いたいなと思った時に、

例えば、商品のレビューを入れれるようにしたいとか、送料をこんな風に計算したいなんていうですね、必要な機能を補うために、プラグインっていうものが存在しています。

いわゆる、どんどん便利に使うために追加できる便利ツールっていうものもあるんです。

EC-CUBEは定番なのか?

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なるほど。

じゃあECサイトと言ったら『EC-CUBE』が定番っていうことでしょうか?

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ああ、それはちょっと違いますね。

えっと、定番かどうかで言うと、ECサイトを運営する時の定番はもっと他にいくつかいいサービスがいっぱいあるんです。

やっぱり最初でもお話しした通り、そういう定番のものではちょっと追加できない機能があったりとか、カスタマイズできないっていうところあるので、

そういった時に私たちはこの『EC-CUBE』を活用していくというものになりますね。

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なるほど。そうなんですね。

BtoB ECとBtoC ECに対応できるのか?

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ちなみになんですが、WordPressはホームページやブログなど、ある程度何でも使用できるイメージがあるんですが、『EC-CUBE』の場合、『BtoB EC(法人の取引)』でも、BtoC EC(一般消費者向け)のどちらでも使えるんですか?

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はい。実は、『EC-CUBE』自体は楽天とかAmazonと同じで、BtoC向け(一般向け)に作られたソフトです。

ですので『BtoB EC』の取引に必要な機能、例えば会員ごとに価格変えたりとか、見積書を発行したりとか、会員専用にしたりとか、そういった機能は、別に追加をする必要があります。

そこで、私たちが提供している『Biz-CUBE(ビズキューブ)』というものがあるんですが、これは、その『EC-CUBE』に『BtoB EC』に必要な機能をカスタマイズして追加したものなんです。

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なるほど~。

ベースが『EC-CUBE』で、そこに『BtoB EC』向けの機能を足してあるっていう感じでしょうかね。

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そうですね。

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ここで、先ほどのオープンソースの話が繋がってくるというわけですね??

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はい、その通りです。

企業の要望・業務ルールに合わせて、柔軟にカスタマイズ対応ができますし、何よりも管理画面も日本語で分かりやすい。実際に『BtoB EC』の業務を担当する方もとても使いやすいんじゃないかな~と思います。

また、僕たちも利用するんですが『EC-CUBE』には開発者のコミュニティがありますのでよく利用して情報収集もしています。

Biz-CUBEなら自社専用の受発注システムが構築できる

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『Biz-CUBE(ビズキューブ)』なら、自社専用の『BtoB ECサイト』を構築できて、自社の受発注システムが作れるという感じですよね。

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はい。そうですね。

『BtoB EC』って、業種とか業態によってルールが全然違うと思いますし、そういった面では、既存のサブスクのサービスとかよくあるパッケージではなかなか対応できないところも結構あるんじゃないかなっていう風に思ってます。

なので『Biz-CUBE(ビズキューブ)』については、ベースが『EC-CUBE』ということで、業種ごとの取引ルールに合わせるように、色々なカスタマイズができる点が、とってもいい点かなという風に思います。

例えば

「この代理店だけに、この商品は表示する」とか「買えるようにする」とか、あとは「この代理店さんだけは、銀行振込みのみで対応」とか、色々な業務ルール・都合に合わせてカスタマイズしていけるという感じですね。

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なるほど。そういう細かい設定ができるのは『BtoB EC:にとっては大事ですよね。

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そうですね。

なので、逆にそういった部分をしっかりカスタマイズしていかないとEC化しても「現場で結局全然使われない」っていうシステムになっちゃう可能性もありますし、私のお客さんでクラウド型のサブスク系の方を使ってらっしゃったんですけど、なかなか業務にフィットしなくて結局元の受発注のやり方に戻っちゃったっていう方もいらっしゃいました。

なので、私たちは、現場でしっかりと使ってもらえる、定着するように、『EC-CUBE』を活用して、『BtoB ECサイト』を設計・構築をしています。

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なるほど。ありがとうございます。

まとめ

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ざっくりですが、今回のお話をまとめると、『EC-CUBE』は、日本製のオープンソースで、ソフトウェア自体は無料で使えますと。

さらに、カスタマイズ性が高いので『BtoB EC』の土台にちょうどいい、このような認識で合っていますか?

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はい。その通りですね。

特に自社と取引先の関係性に合わせて、最適な受発注システムを導入したいという企業さんにオススメです。

もっと詳しく知りたい方は、こちらのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

次回は、電話注文をECに切り替えたというような事例を紹介したいと思います。

次回もよろしくお願いします。

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