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SNSさえあれば会社のホームページはいらないのでしょうか?

私たちの生活に欠かせないツールとなったSNS。やるかやらないかの議論は通り越し、もはや当たり前になっています。そして、SNSの存在感が増すにつれて、「SNSさえあれば、もはやホームページはいらないのでは?」というホームページ不要論もときどき耳にするようになりました。

実際のところどうなのでしょうか?ケースバイケースでさまざまな考え方があるとは思いますが、私たちは基本的にはホームページはあった方がいいという立場です。

  • WebサイトとSNSは比較して取捨選択するものではない
  • WebサイトとSNSでは特性が違う
  • WebサイトとSNSでは役割が違う

一昔前、ある自治体がWebサイトをFacebookページに移行することが話題になりましたが、しばらくしてWebサイトに戻されました。その後さらにSNSは普及していますが、SNSを主にするような話は聞きません。やはり土台となる情報は独自のWebサイトとして存在している方が、運営側もユーザーも都合が良いからでしょう。

情報の中心にホームページがあり、SNSがそれぞれの得意な機能で補完する。こうした使い分けが今も昔も変わらない自然の流れだと思います。

それでもホームページを敬遠しSNSに頼りたくなるのは、SNSの手軽さとホームページへの苦手意識が理由でしょう。小さな会社では、「ホームページにかけるリソース(金・人材)はないけれどSNSなら無料」「SNSであれば発信できる人が社内で見つかりやすい」という考え方をされることもあります。また、「BtoBのビジネスだからWebでの集客よりリアルな営業が大事」「SNSの方が使っている人が多いから見られやすい」という意見もあります。

立場によっては、一理あるような意見に聞こえますが、やはり「Webを積極的に活用していこう」という指向ではなく、消極的な印象は否めません。

もはやホームページもSNSも、「どのように活用するか」から考える時代です。もし、所属している組織で、未だに必要か不要かで議論をしている場合は、スパッと断ち切って「どのようにインターネットを活用するか」の議論に話題を変えていくことが大切です。

イーロン・マスク氏に買収されてからTwitterが揺れていますが、それぞれのSNSは各運営企業のサービスにすぎないので仕様やルールがコロコロ変わります。そういう意味でも基盤となる情報はプラットフォームに依存しないようにしておいた方が安心ですね。

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