SSL証明書の期限切れについては、実際に次のようなご相談をいただいたことがあります。
ご相談者様さきほどサイトにアクセスしたら、突然「このサイトは危険です」という赤い警告が出て、閲覧できなくなってしまいました。信用に関わるので、大至急復旧させてください。



SSL証明書の有効期限が切れると、そのような警告表示になります。証明書は再発行・更新の手続きをしてから、実際にサイトへ反映されるまでにタイムラグが発生するため、切れてから慌てて対応するのではなく、期限内に計画的に更新しておくことが重要です。
なぜ「突然」証明書切れが起きるのか
SSL証明書は、有効期限が近づいても自動的に更新されるわけではありません。更新の手続きをしてから、実際にサイトへ反映されるまでにはタイムラグがあります。そのため、期限が切れてから慌てて更新手続きを始めても、その日のうちに復旧できるとは限りません。気づいたときにはすでに閲覧できなくなっている、というのはよくあるパターンです。
【重要】SSL証明書の有効期限は年々短くなっている
実は近年、SSL証明書の最大有効期間は業界団体(CA/Browser Forum)の決定により、段階的に短縮されています。以前は最長で398日(約1年1ヶ月)ありましたが、今後は次のスケジュールで短くなっていきます(フィッシング対策協議会の解説)。
| 時期 | 最大有効期間 |
|---|---|
| 〜2026年3月14日 | 398日 |
| 2026年3月15日以降 | 200日 |
| 2027年3月15日以降 | 100日 |
| 2029年3月15日以降 | 47日 |
これは、証明書に含まれる情報(ドメインの登録者情報等)が発行から時間が経つほど変わっている可能性が高まり、信頼性が下がってしまうことへの対策です。有効期間が短くなるということは、更新の頻度もそれだけ増えるということです。以前のように「1年に1回思い出せばよい」作業ではなくなってきています。


期限切れを防ぐには
- 現在利用しているSSL証明書の有効期限を確認する
- 期限が近づいたら、余裕を持って更新手続きを行う(反映までのタイムラグを考慮する)
- 更新頻度が増えていく前提で、更新作業自体を仕組み化・代行に任せることを検討する
当社では、SSL証明書の更新代行も承っています。詳しくはSSL化についての記事もあわせてご覧ください。
よくある質問
「証明書の期限、いつまでだったか分からない」という段階でも構いません。まずは現在の状況の確認からご相談ください。
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