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「手作りが一番」ってホントなの?

「お母さんの手作り料理が一番」なんていうと、ジェンダー的に批判されてしまいそうですが、冷凍食品やスーパーやコンビニの総菜より手作り料理がいいという考える人はいるのではないでしょうか。
あるいは、服とか雑貨とか。職人によって手作りされたモノは価値が高いとされ、実際に高い技術によって素晴らしいプロダクトが生まれています。一方で、多くの人ががお世話になっているであろうユニクロは、いまでは品質も一級品だといわれています。
住宅はどうでしょう。大工さんが手間ひまかけて建てる家は素晴らしいですが、ハウスメーカーの規格商品も、価格相応かはさておき高品質だと思います。

ホームページもここ20年ほどの間に、さまざまな制作手法が登場してきました。昔のようにデザイナーとざまざまなエンジニアがつくる一点モノのWebサイトだけでなく、さまざまなWebサービスやテンプレートなどを活用して効率的につくることもできるようになりました。

いまでも「オリジナルのホームページは価値が高く、テンプレートのホームページは価値が低い」と思われているように感じることがあります。「価格(制作費用)=価値」であれば、圧倒的にオリジナルの方が高くなります。ただ、それはホームページそのものの価値ではなく人件費です。ひとつのモノに多くの人が関わるのですから当然です。

ホームページの価値は、ホームページそれ自体にはありません。ホームページが生み出すことが価値になります。

本質的には、ホームページの制作の方法がオリジナルであるかテンプレートであるかによって優劣はありません。表現や機能の自由度に違いがあるだけです。ホームページ担当者の皆さんが会社やサービスのサイト制作に携わる際には、作り方や見え方に惑わされることなく、価値の生み出し方に目を向けて制作・活用してもらえるといいなぁと思います。

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