岐阜市の建築関係のお客様より「Google Analyticsで、検索キーワードが見れなくなってしまった。not providedと表示され、どんな検索キーワードが使われたか分からない」とお問い合わせ頂きました。

そもそも、not provided　とは何ですか？

この「not provided」ですが、Googleのセキュリティ強化の一環で「SSL」という機能が導入されたことにより「どんな検索キーワードでホームページにやって来たか」が分からなくなってしまったのです。

現在、このSSLという技術の仕組み上、Google Analyticsで検索キーワードを把握することはできなくなってしまいました。

「検索クエリ」機能を活用しましょう。

現在、この検索キーワードを完全に把握する方法はありませんが、「検索クエリ」という機能を使ってキーワードの候補を確認することが可能です。

Google Analytics　左メニュー 集客 ＞＞ 検索クエリをクリックしてください。

検索キーワードとの違い

検索キーワードは、自社のホームページにたどり着いた時に使用したキーワードです。検索クエリは、ホームページにたどり着く、たどり着かなかったに関わらず、検索エンジンで使用されたキーワードになります。

検索キーワードは、自社のホームページに来たキーワード。

検索クエリは、検索エンジンで使われたキーワード。
（あなたのホームページに来たキーワードではありません。）

ややこしいですね。

この検索クエリをホームページの改善に活用しましょう。

検索クエリは、

・どのようなキーワードで、検索エンジンの検索結果に表示されたかが分かる。
・自社のホームページが、検索結果に何回表示されたかが分かる。
・検索結果に表示され、何回くらいクリックされたかが分かる。
・毎日順位が変動するが、その平均順位を把握することができる。

上記のことを把握することができます。

「このキーワード、うちの商品を探している人が使いそう！だけど、検索結果に、うちのホームページがぜんぜんヒットしてないよね！」

「このキーワードで、検索結果にたくさん表示はされてるみたいだけど、ぜんぜんクリックされてないね！」

「そもそも、うちの商品に関係するキーワードで、検索結果に表示されてないよね！」

と検討することができる機能です。

Googleサーチコンソールの設定が必要です。

この検索クエリ機能を活用するには、Googleサーチコンソールの設定・紐付けが必要となります。

設定・紐付けされていない場合は、下記のような画面が表示されます。

not providedで困っている、検索クエリを活用したいという方はお気軽にご相談ください。